アレクサンドラ構文 〜国語力・読解力を伸ばすには

袋井市、森町の小学生・中学生を中心に個別指導をしています、袋井桐蔭塾です。

先日ネットニュースを見ていたら『アレクサンドラ構文』の記事がありました。『アレクサンドラ構文』、ご存知でしょうか?
文字は読めているけれど読んだ文章が理解できない、『機能的非識字』という状態が世界ではだいぶ以前から問題として考えられているそうで、日本ではこの話の例としてこの『アレクサンドラ構文』が有名なんだそうです。
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Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名前Alexandraの愛称であるが、男性の名前Alexanderの愛称でもある。この文脈において、以下の文中の空欄に当てはまる最も適当なものを選びなさい。

Alexandraの愛称は(  )である。
1.Alex 2.Alexander 3.男性 4.女性
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答えは1.のAlexで、日本の進学校のとある高校での実験では、資料によると正答率が78%だったそうです。数値は諸説あるようですがいずれにしろ、学力の高さに関係なくこの文章において1以外を選んでしまう人の割合が一定数あるそうです。普通に読めて正解できる人には『???』の問題かもしれませんが、私のように学習塾で小・中学生・高校生と接している人間には実体験としてすごく思い当たるところのある問題です。

無料体験や入塾手続きなどをしていると、保護者様から「読解力が低くて・・・」「文章が読めないんです」「文章問題になるととたんにできなくて・・・」などのご相談を受ける機会はわりと多く、そういう子の多数がやはりその通り、入塾後に数学の文章問題や英語、国語の読解問題で躓くケースを多々見てきました。

こういうケースの対応はその子の学年や苦手度合いの大きさで変わりますが、一つの対応手法として、読むことと答えることに『慣れ』である程度対応できることが多いです。『慣れ』はあくまで『慣れ』であり、根本的な解決とは異なりますが、少なくとも高校受験、大学受験には対応できる武器になると考えています。
袋井桐蔭塾ではオプションコースの一つとして『速読解力講座』に取り組めるほか、小学生塾生は全員、『おはなしドリル』や『読解はかせ』などの参考書や塾向け教材を使用して、読み解いて答える力を身につけるよう普段から指導しております。長文化傾向の強い大学受験の英語、例年難問の出る静岡県公立高校数学の文章題など、これからの受験にきっと有力な武器になります。7
興味をお持ちいただけたらぜひ一度、袋井桐蔭塾に見学や無料体験に、気軽にお越しくださいね(^^)

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この記事を書いた人

吉田 昌司のアバター 吉田 昌司 袋井桐蔭塾 塾長

成績アップや志望校合格はもちろんですが、塾生の一人ひとりが社会のルールやマナー・人との接し方を身に着け、これからの人生を自分自身で選んでいけるように、今必要なことを精一杯お手伝いしたいと思っています。

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